雨の日に聴く1-作業用プレイリスト紹介
こんにちは。本田です。みなさん今日もちゃんと手洗いうがいしてますか?
実は玄冬堂のYoutubeチャンネルでラジオの投稿を予定してまして。(左のリンク先は玄冬堂のチャンネルになります)始めますよ的な記事を書いたのがちょうど1月ほど前の話でして。今のところ何ら進展がない状況でして(僕のテストと、ラジオの相方が留年し実家で土下座するのに忙しい事が原因ですかね)、情けないのですが動画(ラジオ)を投稿するのは少し先になりそうです。。。もうあとはマイクを購入して、収録するだけなのですがね、、、
実は、玄冬堂のYoutubeチャンネルにはテーマに沿った5曲程度をまとめたプレイリストをいくつか公開させていただいてます。特に玄冬堂に利益があるわけではないですが、やってて楽しいのでやらせもらっています。それこそ、ふとラジオで流れてくる曲を楽しむように楽しんでいただけたら幸いですし、もし私たちの作成したプレイリストから貴方が好みの曲に出会えたらそれはとても素敵な事ですね。
さて、前置きが長くなりましたがたまに公開しているプレイリストに対して簡単な紹介記事でも書いていこうかな、なんて思ってます。全てのプレイリストに対してするかわかりませんが、、、
第一弾の今回は「雨の日に聴く1」です。(左のリンク先からプレイリストに意飛びますのでぜひご視聴ください)文字通り雨の日なんかに合うんじゃないかな?なんて思いながら邦楽を5曲選びました。(プレイリスト作成当時は4曲目にポルノグラフィティのサボテンを入れてたのですが、動画自体が消えてしまっているようで、、、ですので現在このプレイリストは4曲編成になってます。)
潜水 / 崎山蒼志
1曲目は「崎山蒼志」で「潜水」。少し前に、Youtubeなどのメディアを中心に爆発的な人気を得て、楽曲「五月雨」と共に日本の音楽シーンに彗星の如く現れ人々の心を引き寄せた崎山蒼志さん。そのまま世間の流行り物として消化される事なく、一人のアーティストとして確実に熟成されている、この曲からはそんな印象を受けた。
特に、有名になったきっかけの「五月雨」の時は弾き語りでしたが、今回はバンドサウンドでの曲になります。(この「潜水」も弾き語りver.がyoutubeに非公式のものが上がっているみたい。)
崎山蒼志のあの「五月雨」を聞いた時は多くの人が「この人がバンドで音楽をやったらどうなるんだろうか…?」と期待を寄せたに違いないと思う。もちろん僕も。私達が生活する日本には「椎名林檎」→「東京事変」という、天才を天才達で囲ってバンドを作ったら至高に到達した、という前例があるし。音楽性や歌詞の雰囲気など椎名林檎とは少し違いますが、1度甘い成功を知っている私達としてはどうしても同じような期待をしてしまうのは仕方ないと思います。
今回のこの「潜水」の音源はバンドサウンドになっただけで、新しいバンドが誕生したわけではないけれど、音を重ねると崎山蒼志の音楽性や世界観が深まる証拠としては充分なのではないかと思う。このプレイリストの他の曲にくらべ、「雨」というよりも「濡れる」と言った方が正しいかも。
夏の香りのする春の中、最初に夏が訪れる海辺で爽やかさを先取りしながら沈んでいく、、、みたいな雰囲気でしょうか。何かに、例えば水や闇や静寂な場とかに、沈んでいく時ってなぜだかゆったりと落ち着いて寛容な気分になったりしない、、、?
そんな曲だと思ったし、そんな浸っているムードを上手くバンドサウンドを使って表現されているとても素敵な曲だと思いました。彼の曲で一番好きな曲かもしれない。このペースで書き続けてたらおわらないので、次の曲から少しペースダウンします、、、笑
Good Night Station / Yogee New Waves
2曲目は「Yogee New Waves」で「Good Night Station」になります。冒頭から雨の音で始まる、まさしく雨の日の曲かも。
曲やMVはこんなにもびしょ濡れなのにとても爽やかでいい曲よね。嫌なジメジメした感じがなく、初めて聞いた時はこんなにも爽やかで土砂降りな曲があるんだと感動した。ちなみに僕はジムの筋トレの後のクールダウンの時に聞いたりしてる笑 ラジオ局のような雰囲気もいい感じに織り込んでいて素敵な曲だとおもいます。
あれは、気持ちのいい季節に生まれました。実際に雨は降っていなかったけど、降ったら気持ちいいだろうなって思っていたんでしょうね。「狐の嫁入り」ってあるじゃないですか。あれが森の中で起きていたら、気持ちいいだろうなって、そういう絵を描いてみたんです。そこから曲を書き始めたらいい感じに仕上がった。そんな曲です。
引用元:NEWREEL
メタファーまみれのオフィシャル“AV”「Good Night Station」
Yogee New Waves角舘健悟とタナカカツキ、それぞれの“色気”をめぐる対談
このMVに関して面白い対談記事もありますのでぜひ読んでみてください。
Rain / 大江千里 (cover by 藤井風)
3曲めは「大江千里」の「Rain」を「藤井風」がカバーしたものになります。藤井風さん、最近デビューもされオリジナル曲がitunes store1位になったりZeppワンマンが決まったりと飛ぶ鳥を落とす勢いでの活躍だけど、昔からこういった素敵な弾き語りカバーをたくさん上げている事でも有名でした。個人的には2020年に藤井風さんは旋風を巻き起こすと思っている!!(迫真)
そんな藤井風さんが少し濡れた?状態で弾き語りカバーしたこの曲「Rain」。僕は新海誠の「言の葉の庭」で初めて出会った曲。映画では秦基博さんがカバーしてたけど、そちらも素敵。ちなみに言の葉の庭は新海誠さんの映画の中で一番好きな映画だからおすすめ。この曲の使われ方も素晴らしかった。僕もあんな恋してみたかった、、、生まれる世界と顔面間違えた、、、
このプレイリスト「雨の日に聴く1」の曲に共通して言える事だけど、雨に濡れている雰囲気と爽やかさが同居しているんですよね。ただ、この曲が、動画の雰囲気も相まって、一番「梅雨」の雰囲気を醸し出している気がする。そして、歌詞のなんとも言えない切なさがより拍車をかけている。
個人的にこの曲を3曲目にもってきたのはここで雨の雰囲気を一番味わってもらおうと思ったからだったりします。(そして本当は4曲めの「サボテン」で、雨の日の悲壮感に浸ってもらうつもりだった笑)
雨 / ペトロールズ
そして最後の曲になります。「Rain」で雨に濡れてもらった後にこの「ペトロールズ」で「雨」を聞いていただきます。雨続きだね笑
この曲の特徴はなんと言っても、少ない音数で雨の日を上手く表現している事だと思う。ペトロールズというバンド自体が、スリーピース編成で少ない音数を特徴とし「日本語のロック」に挑戦しているバンドと言われているけど、このクリアなギターサウンドと控えめなハイハット、落ち着いてリズミカルベースで上手くあの雨の感じを表現していてすごいなぁと感動した。
しかも、この曲で表現されている「雨」はただの雨の日ではないのではないかと感じた。初めてこの曲を聞いた時の事だけど、いい曲だなぁと思って聞いてたら、突然度肝を抜かれた。もちろん、ペトロールズというバンドの事前情報(後述)から予想できた事ではあったのだけれど、、、
ある意味単調でずっと一定のドラムやベース、ギターリフ、変わらないBPMを保ちながら進行していく曲だったのに、それがブチ壊れる、光が刺すような勢いのギターソロで。最高にエモいギターソロだなぁと思った。唯一たまにうねっていたベースも影を潜め、鳴く浮雲のギター。
そう、ペトロールズというバンドはあの東京事変の後期ギタリスト浮雲がフロントマンをしているバンド。そんな彼のギターソロは、雨雲が立ち退いていき、合間から刺す日差しのような印象を受けた。虹が出るほど爽快ではないかもしれないが、確かに晴れたのではないかなぁと個人的には感じたのでした。
というわけで、「雨の日に聴く1」プレイリストの紹介でした。結構さくっと書けると思っていたのだけれど、時間かかって疲れた、、、笑
ぜひ、Youtubeのチャンネル登録もしていただけると幸いです